大腸癌や直腸癌のロボット手術を行う医療機関
患者の身体への負担を減らし、正確な手術を行うためにアメリカで開発された医療ロボットを用いて行う手術をロボット手術といいます。前立腺癌や大腸癌、直腸癌の手術に用いられるこの手術では、患者の腹部を切る必要がありません。腹部に開けた穴から内視鏡とロボットアームを通し、内視鏡から送られてくる映像をもとに、医師がロボットアームを操作して手術を行います。
東京大学腫瘍外科・血管外科では、年間1000件を超える大腸内視鏡検査と、220件を超える手術を行っており、平成24年からは大腸癌・直腸癌の治療にロボット手術を導入しています。
大学のWebサイトには、腫瘍外科・血管外科の治療対象となる疾患や治療方法、研修案内や臨床研究の報告について詳しく記載されています。